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王家の男性衣裳 / 王国の漆工芸技術~沈金・箔絵・堆錦~

開催終了 特別展

王家の男性衣裳 / 王国の漆工芸技術~沈金・箔絵・堆錦~

会期:2014-11-01(土) ~ 2014-11-26(水)

 11月は尚家の男性が着用したといわれる衣裳3点をご紹介します。

 王国時代の男性の衣裳も、女性同様、身分によって素材や色、柄などが決められていました。国王は最も重要な儀式の際には、唐衣裳という中国から下賜された反物を仕立てた衣裳に玉冠を被りました。
 一方で、身分の高い男性が日常を過ごす際にどのような衣裳を身に付けていたかを示す資料は多くは残っていません。その点で、尚家から伝来した衣裳類は、知られざる王族の日常の姿を垣間見ることが出来る、貴重な資料といえます。
 今回ご紹介する衣裳は、琉球王国最後の国王尚泰が愛好したと伝えられている品です。いずれの衣裳も色や織柄にこだわり、たっぷりとした身幅に仕立てられ、王家ならではの風格を感じさせます。

 また、調度品は沈金、箔絵、堆錦の技術を使用した漆器をご紹介します。王国時代の精緻な漆工芸をお楽しみください。

主な展示品

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紫地段鋸歯繋文様花織平絹袷衣裳 (むらさきじだんきょしつなぎもんようはなおりひらぎぬあわせいしょう)

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白地黒緑石畳文様花織平絹衣裳 (しろじくろみどりいしだたみもんようはなおりひらぎぬいしょう)

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白地花亀甲繋文様紅型苧麻衣裳 (しろじはなきっこうつなぎもんようびんがたちょまいしょう)

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朱漆巴紋牡丹七宝繋沈金足付盆 (しゅうるしともえもんぼたんしっぽうつなぎちんきんあしつきぼん)

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朱漆楼閣山水人物堆錦中央卓 (しゅうるし ろうかく さんすい じんぶつ ついきん ちゅうおうじょく)

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