展示会一覧
鳥が描かれた紅型衣裳/三線
今月は、尚家資料から鳥が描かれた紅型衣裳を紹介します。
鳥は紅型の意匠としては、鳳凰、尾長鳥、鶴、水鳥、燕などがあり、今回展示している衣裳には、鶴と尾長鳥が描かれています。
いずれも、縁起の良い吉祥文としてよく知られている鳥です。特に、鶴は古来から亀とともに長寿の象徴とされ、吉祥文様として描かれます。
尚家文書は国王や王子の衣裳についても記載されている「冠服簪図」をご紹介しています。
調度品は、引き続き三線をご紹介いたします。
【常設展】王朝文化と都市(まち)の歴史
「王朝文化と都市の歴史」をテーマに那覇市にゆかりのある方々より寄贈された染織品や漆器、書画などの美術工芸品や家譜などの史料を通して、近世・近代の首里・那覇の歴史と文化を紹介します。
また、3月8日からは旭橋再開発工事の際に発掘調査で発見された鉄道関係の遺物や軽便鉄道のパネルを展示し、那覇の鉄道について紹介しています。
桜が描かれた紅型衣裳/三線
今月は、尚家資料から、桜が描かれた紅型衣裳を紹介します。
どの紅型も桜文様を取り入れていますが、その表現や色彩、ともに描かれている文様はそれぞれまったく異なります。華やかな春の季節にふさわしい色とりどりの桜をご覧ください。
また、それぞれの衣裳には、紅型の独特の技法を見ることができます。地色を染めずに文様にのみ色を付ける「白地型」、表と裏の両面の同じ位置に柄が配置されるように染める「両面染」、地色の上に文様を施す「朧型」など、琉球王国時代の紅型の巧みな技の数々を合わせてご覧いただくことができます。
松竹梅の紅型衣裳
今月は、尚家資料と福地家資料から、松竹梅の紅型衣裳を紹介します。
調度品は、県指定文化財 伊江家資料から「首里那覇鳥瞰図」を、陶器は尚家資料から緑釉四方燭台を紹介いたします。
金武家資料展
金武良仁・良章親子はともに琉球古典音楽の大家として知られています。金武家は「金武殿内」と呼ばれる首里の上級士族の家柄です。
金武良仁は歌三線の歌聖と呼ばれ、金武良章は戦前戦後を通じて組踊の研究と普及に努めました。
今回の企画展では、金武良仁が尚順男爵から贈られた幻の三線「壱石」や金武良章が舞台で使用していた衣裳類、東恩納寛惇による書など、那覇市に寄贈された金武家旧蔵の品々を紹介します。
雪が描かれた紅型衣裳/「OKINAWA BLACK」関連展示 黒漆の漆器
今月は、尚家資料・福地家資料から、雪が描かれた紅型衣裳を紹介します。
調度品は、企画展「OKINAWA BLACK」の関連展示として、黒漆の漆器を紹介します。
最後の国王・尚泰王が好んだ衣裳/「OKINAWA BLACK」関連展示 黒漆の漆器
今月は、尚家資料から、最後の国王・尚泰王が好んだ衣裳を紹介します。
調度品は、企画展「OKINAWA BLACK」の関連展示として、黒漆の漆器を紹介します。